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空き家買取 - 富山の空き家買取|日本一大きい家・散居村・豪雪でも売れる?【2026】
空き家買取

富山の空き家買取|日本一大きい家・散居村・豪雪でも売れる?【2026】

富山の空き家は、同じ築年数でも査定額が大きく割れます。差を生むのは建物の古さより、その家に付いた条件です。割れ方は、おおむね次の3パターンです。

  1. 富山市のまちなか・公共交通沿線: 住宅地の地価(富山市+1.3%、県平均+0.2%)と、買主側への取得支援を沿線に集める市の政策が追い風になり、仲介との比較で高値を狙えます
  2. 散居村の屋敷林付き、特別豪雪地帯、旧耐震の築古などの条件付き: 条件の分だけ買主の母数が絞られ、仲介では止まりがちです。条件ごと引き受ける買取業者が現実的な出口になります
  3. そしてどこにあっても効くのが「家の大きさ」: 富山県は1住宅当たり延べ面積138.77㎡で全国1位。解体費も残置物の処分費も面積に比例するため、家の大きさそのものが査定から引かれる、富山共通の条件になります

自分の空き家がどのパターンに当たるかで、頼む相手も売り方も変わります。まずは無料査定で「いまの条件でいくらか」を知るところから始めましょう。

富山県の空き家買取 状況別ガイド

富山県の空き家買取 状況別ガイドのイメージ

あなたの状況 読むべきセクション
富山県の空き家の現状データを知りたい 最新データで見る富山県の空き家事情
いくらで売れるか知りたい 富山県の空き家買取相場と地価動向
大きい家・散居村・豪雪地など条件付きの家を売りたい 富山県で査定が大きく割れる5つの物件条件
解体・除却の補助金を使いたい 富山県の空き家補助金・支援制度
富山市か郡部かで判断したい 富山県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ
買取と仲介で迷っている 富山県の空き家を売る方法
業者を比較したい 富山の空き家買取おすすめ業者ランキング7選

最新データで見る富山県の空き家事情

最新データで見る富山県の空き家事情のイメージ

💡 この章の要点: 富山県の空き家は6万9,700戸・空き家率14.7%で全国平均(13.8%)を上回る。1住宅当たり延べ面積は138.77㎡で全国1位、持ち家率74.9%は全国3位。市場に出ない「利用目的のない空き家」の率は8.4%と全国値5.9%を大きく上回り、人口は2024年に1.0%減。大きい家が、売られないまま増えている。

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点・確報)に基づく、富山県の空き家の基本データです。

指標 富山県 全国・比較
空き家数 6万9,700戸 昭和33年以降一貫して増加
空き家率 14.7% 全国31位(全国平均13.8%)
賃貸・売却用などを除く空き家率 8.4% 全国値5.9%を大きく上回る
腐朽・破損のある空き家の割合 18.2% 全国値17.6%をやや上回る
空き家率の推移(2018年→2023年) 13.3%→14.7% +1.4ポイント
1住宅当たり延べ面積(専用住宅) 138.77㎡ 全国1位(全国平均90.86㎡)

「日本一大きい家」の県で空き家が増えている

富山県の住宅の際立った特徴は、その大きさです。

  • 延べ面積138.77㎡で全国1位: 全国平均90.86㎡の約1.5倍。2位以下を含めても突出した水準が続いている
  • 持ち家率74.9%で全国3位: 全国平均60.9%に対し、4軒に3軒が持ち家
  • 一戸建率74.0%で全国7位: 全国平均52.7%を大きく上回り、住宅の主役は広い敷地の一戸建て

この構造は、空き家になった瞬間に裏返ります。部屋数が多ければ残置物(家具・家電・仏壇など)も多く、床面積が広ければ解体費も高く、屋根が大きければ雪下ろしの負担も増える。「日本一大きい家」は、空き家になると「日本一手放す負担が大きい家」になりやすいのです。

利用目的のない空き家が全国値を大きく上回る

空き家率14.7%(全国31位)は突出して高いわけではありません。注目すべきは中身です。

  • 利用目的のない空き家率8.4%: 賃貸用・売却用など「市場に出ている空き家」を除いた率が全国値(5.9%)を大きく上回り、売る予定も貸す予定もないまま置かれている家の比率が高い
  • 腐朽・破損のある空き家18.2%: 全国値17.6%を上回り、市場に出ないまま傷んでいく空き家が積み上がっている
  • 人口は2024年に1.0%減: 空き家数は昭和33年以降一貫して増え続け、買い手側の人口は減り続けている

「持ってさえいれば買い手がつく」市場ではなくなりつつあります。放置した場合のリスクは空き家を放置する7つのリスクで解説しています。

富山県の空き家買取相場と地価動向

富山県の空き家買取相場と地価動向のイメージ

💡 この章の要点: 住宅地の地価は県+0.2%・富山市+1.3%と県庁所在地との差が大きく、買取価格は仲介相場の7〜8割が目安。富山では家の大きさ・雪・立地の条件が費用側に乗って査定が割れる。県内の取引中央値は全体1,400万円に対し、築40年以上は460万円。

住宅地の地価は県平均+0.2%、富山市は+1.3%

国土交通省の令和8年(2026年)地価公示によると、富山県の住宅地の平均変動率は前年比+0.2%、富山市に限ると+1.3%です。

  • 県全体はほぼ横ばい: +0.2%は「上がっている」と言える水準ではなく、値上がり待ちの根拠にはならない
  • 富山市に需要が集中: 公共交通を軸に居住を集める市の政策(詳細は条件の章で扱います)が、需要を中心部・沿線に寄せている
  • 郡部・中山間部は逆風側: 県平均を押し下げている側であり、待つほど買い手が減る前提で考える必要がある

買取価格は仲介相場の7〜8割が目安

不動産買取の価格は、仲介で売却した場合の相場の7〜8割程度が一般的な目安です。買取業者が解体費・リフォーム費・再販リスクを負担するためです。

富山県の場合、査定額を左右しやすいのは次の要素です。

査定項目 富山県で特に見られるポイント
立地 富山市のまちなか・公共交通沿線か、郡部・中山間部か
建物の規模 延べ面積が大きいほど解体費・残置物処分費がかさむ(県平均138.77㎡は全国1位)
建物の状態 積雪による屋根・雨どいの傷み、凍結による水回りの損傷
建物の年代 昭和56年5月以前の旧耐震か(買主側に耐震改修の負担が乗る)
付帯物 蔵・車庫・納屋・屋敷林など、母屋以外の撤去・伐採費用

同じ県内でも市町村・集落単位で相場は大きく変わるため、複数社査定での実額比較が有効です。相場の調べ方の基本は空き家の売却相場の調べ方で解説しています。

大きな古家・残置物ありは「現状渡し」対応の業者へ

延べ面積の大きい築古住宅は、買主にとって改修費が読みにくく、仲介では敬遠されやすい物件です。

  • 傷みが進んだ家: 雪で屋根や雨どいが傷んだ家、凍結で水回りが壊れた家は、修繕前提の実需買主が付きにくい
  • 家財が多い家: 部屋数の多い富山の家は残置物も多くなりがちで、片付けの手間が売却の入口をふさぐ
  • 現実的な相手: どちらも、家財を残したまま引き渡せる「現状渡し」対応の買取業者のほうが話が早い。詳しくは「売りにくい空き家の売却方法」を参照

こうした条件が査定にどう跳ね返るかは、次の章で条件別に解説します。

富山県の中古戸建ては実際いくらで取引されているか

国土交通省が公表する不動産取引データから、富山県の中古戸建て(宅地・土地と建物)の実際の取引価格を集計しました。査定額が妥当かを判断する物差しとして使ってください。

集計対象 件数 価格の中央値 中間50%の価格帯
中古戸建て全体 1194件 1,400万円 450万円〜2,500万円
うち築40年以上 474件 460万円 —

取引が多い市区町村(件数上位):

市区町村 件数 中央値
富山市 619件 1,600万円
高岡市 251件 1,300万円
射水市 104件 880万円
滑川市 37件 1,400万円
砺波市 29件 360万円

※出典: 国土交通省「不動産情報ライブラリ」取引価格情報(2025年Q2〜2026年Q1、2026-08-04取得)。実際の取引の申告に基づく価格で、公的な相場の目安です。ただし個別の物件条件(立地・接道・建物状態・残置物)で大きく変わるため、売却判断は必ず複数社の査定を並べて行ってください。

買取価格が仲介の想定価格からどう引き算されるか、全国共通の掛け目と速算式は空き家の買取相場で分解しています。買取という売り方そのものの仕組みは空き家買取とはにまとめました。

売る以外の出口(貸す・解体・寄付・国への引き渡し)まで含めて比べたい場合は空き家の処分方法6つの比較で、費用と期限の早見表つきで整理しています。

富山県で査定が大きく割れる5つの物件条件

💡 この章の要点: 富山の査定で大きな減額・停滞要因になるのは日本一大きい家の解体費・処分費、砺波平野の散居村の屋敷林付き家屋、全県指定の豪雪地帯(上市町・立山町は全域特別豪雪地帯)、富山市の公共交通沿線の内外、旧耐震(昭和56年5月以前)の5つ。どれも最初に確認すべき情報と現実的な出口が決まっている。

砺波平野の屋敷林に囲まれた農家住宅と、富山市の路面電車沿線の家と、立山のふもとの雪深い集落の家。同じ富山県の空き家でも、査定で見られる条件はまるで違います。差を生むのは建物の古さだけではなく、家の大きさと、土地と地域に付いた気候・政策の条件であることがほとんどです。

延べ面積が全国1位の大きい家|解体費と処分費が面積に比例して査定から引かれる

富山県の1住宅当たり延べ面積(専用住宅)は138.77㎡で全国1位。全国平均90.86㎡の約1.5倍です。持ち家率74.9%(全国3位)・一戸建率74.0%(全国7位)という数字が示すとおり、相続で引き継ぐ実家の多くが、この「大きい家」に当たります。

大きさが査定に効く理由は、買取査定の構造にあります。

買取査定額の考え方

査定額 ≒ 再販できる価格 −(解体・改修費 + 残置物の処分費 + 業者の利益・リスク)
                          ↑ この部分が面積・棟数・物量におおむね比例して膨らむ
  • 解体費は床面積に比例する: 全国平均の約1.5倍の床面積は、費用側もそれだけ膨らみやすい
  • 残置物は部屋数に比例する: 家具・家電・仏壇・農機具と、量に応じた処分費がそのまま査定から引かれる
  • 土地値に近い物件ほど効き方が大きい: 県内の築40年以上の取引中央値は460万円(全体は1,400万円)。この価格帯では、費用の増減がそのまま手取りの増減になる

売主が先に確認すべきことは3つです。

  • 建物の延べ面積と棟数: 登記事項証明書や固定資産税の課税明細で、母屋・付属建物の面積を把握しておく
  • 残置物は処分前に相談: 古道具・建具・蔵の中身に値が付く場合もあり、自費で片付けてから査定に出すと損をすることがある
  • 解体見積もりと現状渡し査定の両取り: 「解体して土地で売る」と「現状のまま買取」の実額を並べて比べる

砺波平野の散居村|屋敷林と大型伝統家屋が買主の母数を絞る

砺波平野は日本最大級の散居景観で知られ、「アズマダチ」「マエナガレ」といった大正〜昭和初期建築の大型伝統家屋が残る地域です。田んぼの中に家々が点在し、それぞれが屋敷林に囲まれる。景観としての価値と、売却時の条件の重さが同居しています。

  • 母屋がそのまま住むには大きすぎる: 大型の伝統家屋は、現代の世帯人数に対して広すぎ、改修費も読みにくい。「そのまま住みたい」買主が構造的に少ない
  • 屋敷林の手入れが毎年続く: 枝打ち・落ち葉・倒木リスクの管理は、空き家になっても止まらない。買主にはこの維持負担ごと引き継がれる
  • 更地にするにも対象が多い: 母屋に加えて屋敷林の伐採・抜根、蔵や納屋の解体まで含めると、処分の対象が宅地だけの家より大きくなる

一方で、この型の家には固有の需要もあります。古民家として活用したい移住者・事業者と結びつけば、空き家バンク経由の売却も期待できます。ただし買主が現れる時期は読めません。

  • 先に確認すること: 敷地のどこまでが宅地か(田畑が付いてくるか)、屋敷林と付属建物の範囲
  • 現実的な段取り: 期限を切って空き家バンクに出し、決まらなければ現状渡しの買取に切り替える二段構え。最初から両方の相談先を持っておく

全県が豪雪地帯|上市町・立山町は全域が特別豪雪地帯

国土交通省の指定地域一覧によると、富山県は全15市町村が豪雪地帯に指定された「全域豪雪地帯」の県(全国10道県)です。うち6市町村は、積雪がさらに厳しい特別豪雪地帯を含みます。

指定 市町村
全域が特別豪雪地帯 上市町・立山町
一部が特別豪雪地帯 富山市(旧大山町・旧八尾町・旧山田村・旧細入村)、黒部市(旧宇奈月町)、砺波市(旧庄川町)、南砺市(旧城端町・旧平村・旧上平村・旧利賀村・旧福光町)
全域が豪雪地帯 上記を含む全15市町村(高岡市・魚津市・氷見市・滑川市・射水市・小矢部市・舟橋村・入善町・朝日町も指定)

地価がプラス圏の富山市でさえ、合併前の旧町村部には特別豪雪地帯が含まれます。「市街地だから雪の条件は無関係」とは言えないのが富山です。

雪は、査定と売却スケジュールに3つの経路で乗ってきます。

  • 雪下ろしの費用と手配: 誰も住まない家でも、屋根の雪を放置すれば傷む。冬のたびに費用と手間が発生する
  • 積雪による劣化: 雪の重みによる屋根・雨どいの変形、凍結による水回りの損傷は、そのまま建物評価を下げる
  • 冬は現地が動かせない: 積雪期は内覧・現地調査・解体工事が動かしにくく、売却の実働期間が実質「雪解けから初雪まで」に区切られる

現実的な手は、雪が降る前に査定を取り終えることです。現状渡しの買取なら現地作業が少なく、書類の手続き自体は季節を選ばず進められます。「今年も冬を越させるかどうか」を判断の区切りにしてください。

富山市の公共交通沿線の内か外か|市の政策が買主の需要を沿線に集めている

富山市は「公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくり」を掲げ、まちなか・公共交通沿線への居住を政策的に推進してきました。この政策は、空き家の買主側への支援に直結しています。

制度(買主・流通側) 内容
まちなか・公共交通沿線中古住宅取得等支援事業 中古住宅を取得する買主側への支援。上限200万円(区域等により異なる)
空き家等流通促進奨励金 定額10万円。まちなか・公共交通沿線等は30万円に増額
  • なぜ査定が割れるか: 買主への支援が沿線に厚く設計されているため、同じ富山市内でも「沿線の内か外か」で買主の集まり方が制度的に変わる。住宅地地価も富山市+1.3%に対し県平均+0.2%と、需要の偏りが数字に出ている
  • 沿線の内なら: 実需の買主を集めやすく、仲介との比較で高値を狙う土俵に乗る
  • 沿線の外なら: 市街地の相場をそのまま当てはめられず、待つ根拠も薄い。買取軸での早期売却が現実的になる

先に確認すべきことは1つ、自分の物件が支援の対象区域に入っているかどうかです。富山市の制度ページ・窓口で区域を確認し、その結果を前提に仲介と買取のどちらを軸にするかを決めてください。

旧耐震(昭和56年5月以前)の築古住宅|行政の補助基準が市場の線引きと重なる

高岡市の除却補助は「昭和56年5月以前に着工した旧耐震の一戸建て」を、氷見市の解体補助は「昭和56年5月31日以前に建築された老朽空き家」を対象にしています。行政が「除却を支援すべき建物」と線を引く基準が、そのまま市場の評価の分かれ目と重なっています。

  • 買主は耐震改修費を織り込む: 旧耐震の家を買って住むには、耐震診断・改修の費用が上乗せで見込まれ、その分が価格交渉の材料になる
  • 取引データにも差が出ている: 県内の中古戸建ての取引中央値は全体1,400万円に対し、築40年以上は460万円。年代だけで水準が変わる
  • 「解体前提」の値付けになりやすい: 建物に値が付かず、土地値から解体費を引いた査定になる場合、家の大きさ(条件1)がそのまま減額幅に効いてくる

売主が先にやることは、事実の確認です。

  • 建築年月日を確かめる: 登記事項証明書・建築確認関係の書類・固定資産税の課税明細で、昭和56年5月以前かどうかを確認する
  • 補助の対象かを市町村に聞く: 高岡市(1/3・上限20万円)・氷見市(2/3・上限30万円、危険老朽なら50万円)など、所在市町村の除却補助の対象かを確認する(詳細は次章)
  • 2つのプランを並べる: 「補助を使って解体し土地で売る」と「現状渡しで買取」の手取り額を比較する

ここまでの5条件を、起きることと現実的な出口で整理します。

条件 何が起きるか 現実的な出口
延べ面積が大きい(全国1位の県) 解体費・処分費が面積に比例して査定から引かれる 処分前に現状渡しの査定を取り、解体プランと実額比較
砺波平野の散居村・屋敷林付き そのまま住む買主が少なく、更地化の対象も多い 期限を切ってバンクと買取の二段構え
豪雪地帯(全県指定・一部特豪) 雪下ろし費と劣化が積み上がり、冬は売却が止まる 無雪期のうちに査定を終え、現状渡しで引き渡す
富山市の沿線の内か外か 買主への支援が沿線に集中し、需要が割れる 対象区域かを確認し、内なら仲介比較・外なら買取軸
旧耐震(昭和56年5月以前) 耐震改修費が織り込まれ、解体前提の値付けになりやすい 建築年月日を確認し、補助解体と買取の手取り比較

富山県の空き家補助金・支援制度

富山県の空き家補助金・支援制度のイメージ

💡 この章の要点: 個人の解体の入口は富山市の老朽危険空き家等除却補助(1/2・上限50万円)、氷見市の危険老朽空き家2/3・上限50万円など市町村の制度。いずれも交付決定前に着工すると対象外。県は相談窓口と制度一覧の取りまとめ役で、空き家バンクは全15市町村分をポータルで案内している。

富山県では市町村ごとの解体(除却)補助が中心です(いずれも年度・予算・要件の確認が必須です)。

県の相談体制|空き家コーディネーターと支援制度一覧

  • 制度の入口は県のまとめページ: 富山県は市町村の空き家相談窓口一覧と「空き家関係の支援制度一覧表(令和7年4月1日現在)」を公表している
  • 空き家コーディネーターの設置: 利活用の法令相談などの支援体制がある
  • 県から個人への直接補助は確認できない: 補助金は各市町村の制度を確認するのが基本

富山市|個人の解体の入口は老朽危険空き家の除却補助(1/2・上限50万円)

制度名 補助内容
老朽危険空き家等除却事業補助金 対象経費の1/2・上限50万円(市の調査で危険と判定された住宅が対象。令和8年度受付中)
空き家再生等推進事業補助金(除却) 対象経費の4/5・上限160万円(事業主体は自治会・団体等に限定)
空き家再生等推進事業補助金(改修) 対象経費の2/3・上限500万円(同上)
空き家等流通促進奨励金 定額10万円(まちなか・公共交通沿線等は30万円)

補助率4/5・上限160万円の再生推進事業(除却)は手厚い水準ですが、事業主体は自治会または市内に活動拠点を持つ法人・団体・個人で、地域課題の解決・活性化に資する事業に限定されます。個人が自宅の解体で使う入口は、市の調査で危険と判定された住宅が対象の「老朽危険空き家等除却事業補助金」(1/2・上限50万円)です。

高岡市・氷見市の解体補助|対象基準は「旧耐震」

自治体 制度 補助内容
高岡市 たかおか空き家除却支援事業 旧耐震(昭和56年5月以前着工)の一戸建てが対象。工事費の1/3・上限20万円
氷見市 危険老朽空き家等解体支援補助金 危険老朽空き家は除却費の2/3・上限50万円、昭和56年5月31日以前建築の老朽空き家は2/3・上限30万円
  • 共通の注意点: いずれも工事着工前の申請・交付決定が必須。先に解体契約を結ぶと対象外になる
  • 段取り: 解体を検討する場合は、必ず工事契約前に自治体へ相談する
  • 探し方: 全国の制度の探し方は空き家の解体補助金まとめで解説

富山県の空き家バンクは全15市町村をポータルで案内

富山県の空き家バンクは、県の移住ポータル「くらしたい国、富山」から県内15市町村別に各バンクへアクセスできます。

  • 富山市: 専用サイト「富山市空き家情報バンク」を運営
  • 氷見市: 売買価格250万円以下の物件を対象とする「仲介手数料0円空き家バンク」を併設
  • 上市町: 無償譲渡型の「0円空家バンク」を町公式サイトで運営

移住需要を取りにいける半面、買主が見つかるまでの時間は読めません。散居村の伝統家屋のように固有の需要がある物件ほど、期限を切った併用が向きます。仕組みと使いどころは空き家バンクの使い方を参照してください。

富山県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ

💡 この章の要点: 富山市のまちなか・公共交通沿線は仲介との比較で高値を狙える。散居村の屋敷林付き、県東部・中山間部、特別豪雪地帯は前章の5条件が重なりやすく、早めの買取相談が基本。県西部の旧耐震の古家は補助解体と買取の実額比較から。

富山県は富山市を中心とする県東部(呉東)と、高岡市を中心とする県西部(呉西)で市場の性格が異なります。まず全体の対比から見てください。

富山市のまちなか・公共交通沿線 郡部・散居村・条件付きの物件
買主の層 実需に加えて取得支援(上限200万円)が需要を後押し 実需中心で層が薄く、条件の分だけさらに絞られる
査定の集まり方 複数社を競わせやすい 条件に対応できる業者を探す段階から始まる
時間の効き方 売り急がない選択も取れる 待つほど雪・傷み・管理費で目減りする
基本戦略 仲介と買取の両にらみ 早めの買取相談で出口を確保

富山市|まちなか・公共交通沿線は流通性が高く、旧町村部は雪の条件から

  • 沿線・まちなかの整形地: 地価+1.3%と県平均を上回り、中古住宅取得支援など買主側への制度も厚い。仲介でも売れる可能性が十分あり、両にらみで査定を取る価値がある
  • 沿線から外れた郊外: 支援の対象区域か確認したうえで、市街地の相場を当てはめずに実額査定で判断する
  • 旧大山町・旧八尾町など旧町村部: 特別豪雪地帯を含む山あいの地域は、雪の条件(前章)がそのまま当てはまる。無雪期の売却完了を軸に段取りする

高岡市・氷見市など県西部|旧耐震の古家は補助と買取を比較

  • 補助の対象基準に注目: 高岡市・氷見市の除却補助は旧耐震(昭和56年5月以前)の古家が対象。自分の家が対象かどうかが、売り方の分かれ目になる
  • 比較の仕方: 「補助で解体して土地で売る」と「現状のまま買取に出す」を、解体費の実額と査定額で並べて比較する
  • 海に近い物件: 傷みが進んでいる場合は、修繕せず現状のまま引き取る業者への相談が近道

砺波市・南砺市の散居村|屋敷林付きの大型家屋は二段構えで

  • 前章の条件がそのまま当てはまる: アズマダチなど大型伝統家屋は、そのまま住む買主が少なく、更地化の対象も多い
  • 固有の需要はある: 古民家活用の希望者と結びつけば空き家バンク経由の売却も期待できるが、時期は読めない
  • 雪の条件も重なる: 砺波市(旧庄川町)・南砺市(旧城端町・旧平村など)は特別豪雪地帯を含む。期限を切ってバンクと買取を並行するのが現実的

県東部・中山間部|雪下ろしと管理コストが判断を急がせる

  • 買主候補が少ない: 魚津市・黒部市から入善町・朝日町にかけての県東部や中山間部は、売却期間が長引きやすい
  • 冬の負担が毎年積み上がる: 雪下ろし・除雪・水道の凍結対策が必要で、遠方から通う管理コストは待つほど膨らむ。黒部市の旧宇奈月町、上市町・立山町の全域は特別豪雪地帯に当たる
  • 判断の軸: 負担が査定額を上回る前の早期売却が合理的

富山県の空き家を売る方法|買取と仲介の使い分け

💡 この章の要点: 富山市のまちなか・公共交通沿線の整形地は仲介で買主を競わせ、大きい家・散居村・豪雪地・旧耐震など条件付きは買取で決める。迷うなら両方の査定を取り、手取り額で比較する。

買取が向くケース

  • 延べ面積が大きく、解体費・片付け費が高くつきそうな家
  • 残置物(家財・仏壇・農機具など)が多く、自力で片付けられない
  • 砺波平野の散居村など、屋敷林・蔵・納屋が付いた大型家屋
  • 特別豪雪地帯・中山間部にあり、雪下ろしと冬季管理を続けられない
  • 旧耐震(昭和56年5月以前)で、建物に値が付きにくい
  • 相続人が県外在住で、内覧対応・雪下ろしの手配に通えない
  • 現金化を急ぐ(買取は最短数週間〜1か月程度)

仲介が向くケース

  • 富山市のまちなか・公共交通沿線など需要の強いエリア(県内取引の中央値は全体1,400万円に対し、築40年以上は460万円)
  • 建物状態が比較的良く、居住用として売れる
  • 売却期間に余裕がある(3〜6か月以上)。ただし郡部では待つ間に買主の母数が減っていく

買取と仲介の詳しい比較は「買取と仲介どちらを選ぶか」、売却手続きの全体像は空き家売却の流れにまとめています。

相続した空き家なら、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例(適用要件あり)も判断材料になります。詳細は相続空き家の3,000万円特別控除を確認してください。

買取のメリット・デメリットと、契約前に確かめる注意点(減額条項・契約不適合責任の免責・残置物)は空き家買取とは|仕組み・流れ・注意点で全国共通の判断材料として整理しています。

富山の空き家買取おすすめ業者ランキング7選

富山県で空き家の買取を検討する際、対応エリア・取り扱える物件状態・査定スピードは業者によって異なります。 ここでは、現状渡しでの買取に強みを持つ業者を中心に特徴と対応範囲をまとめました。 最終的には複数社の査定額と契約条件を比較したうえで判断してください。 各社の免許番号・公表実績・対応エリアの一覧と、査定書を横並びで比べるチェック表は空き家買取業者おすすめランキング(全国版)を参照してください。

おすすめ買取サービス比較一覧
順位サービス対応エリア特徴
🥇アキラッキーイチオシ全国47都道府県(富山県全域:富山市・高岡市・滑川市・小矢部市・下新川郡 ほか)全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取詳細
🥈株式会社エーピーエス富山県内創業80年以上、地域密着の老舗。年間1,000件超の売却相談実績詳細
🥉不動産売却専門店 買取ハウス富山県・石川県富山・石川エリア特化、即日査定・即金買取に対応詳細
4ハウスドゥ富山南店富山市南部を中心とした富山県内FCネットワークを活かした集客力、相談実績2,000件超詳細
5株式会社AlbaLink(アルバリンク)富山県全域(全国対応)訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富詳細
6株式会社カチタス全国130店舗以上全国130店舗以上で中古住宅を買い取り再販する大手。買い取り実績8万戸以上(公式表記)詳細
7株式会社リプライス全国(都道府県別に再生住宅を展開)カチタスグループの買取再販業者。全国で再生住宅を手がけ、累計販売戸数15,000戸超詳細

11位:アキラッキー

全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取

  • 残置物・廃屋・倒壊リスク・ゴミ屋敷でも現状渡しOK(撤去・解体費はすべて運営側負担)
  • 再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記まで対応
  • 弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携し、相続案件もワンストップ
  • 仲介手数料0円・査定相談無料、契約〜決済まで最短数日
  • 問い合わせは公式サイトのお問い合わせフォームから(電話・メールどちらでも受付)
  • 対応エリア:全国47都道府県(富山県全域:富山市・高岡市・滑川市・小矢部市・下新川郡 ほか)
会社名アキラッキー(空き家買取専門サービス)
対応エリア全国47都道府県
対応物件残置物あり・廃屋・ゴミ屋敷・再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記 など
費用仲介手数料0円・査定相談無料(撤去・解体費は運営側負担)
専門家連携弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携(相続案件もワンストップ)
買取スピード契約〜決済まで最短数日
問い合わせ公式お問い合わせフォーム(電話・メールどちらでも受付)
公式サイト無料査定・相談はこちら

22位:株式会社エーピーエス

創業80年以上、地域密着の老舗。年間1,000件超の売却相談実績

  • 県内の取引実績が豊富
  • 対面相談・現地立会いに強み
  • 雪国特有の劣化や管理状況の評価ノウハウ
  • 対応エリア:富山県内

33位:不動産売却専門店 買取ハウス

富山・石川エリア特化、即日査定・即金買取に対応

  • 短期売却を重視するオーナー向き
  • 現金化スピードに強み
  • 戸建・土地・古家いずれも査定可
  • 対応エリア:富山県・石川県

44位:ハウスドゥ富山南店

FCネットワークを活かした集客力、相談実績2,000件超

  • LINE簡易査定など問い合わせのしやすさ
  • ファミリー層向け再販ルートにも強み
  • 富山市南部の取引が得意
  • 対応エリア:富山市南部を中心とした富山県内

55位:株式会社AlbaLink(アルバリンク)

訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富

  • 再建築不可・私道・接道なしに対応
  • 全国対応のスケールメリット
  • メディア露出による知名度
  • 対応エリア:富山県全域(全国対応)
会社名株式会社AlbaLink(アルバリンク)
所在地〒104-0033 東京都中央区新川1丁目2-10 新川むさしやビル2F
対応エリア全国対応(東京支店ほか)
上場・非上場上場
電話番号0120-683-422
営業時間10:00-19:00
地図

66位:株式会社カチタス

全国130店舗以上で中古住宅を買い取り再販する大手。買い取り実績8万戸以上(公式表記)

  • 築年数の古い中古住宅を買い取り、リフォームして再販する事業モデル
  • 査定価格の提示まで最短3日・現金決済まで最短3週間(公式表記)
  • 年間5,000戸以上を販売する全国ネットワーク
  • 対応エリア:全国130店舗以上
会社名株式会社カチタス
対応エリア全国130店舗以上
特徴全国130店舗以上で中古住宅を買い取り再販する大手。買い取り実績8万戸以上(公式表記)
公式サイト公式サイトはこちら

77位:株式会社リプライス

カチタスグループの買取再販業者。全国で再生住宅を手がけ、累計販売戸数15,000戸超

  • 中古住宅を買い取り、再生して販売する住宅再生事業が主業
  • 北海道から九州まで都道府県別に再生住宅を展開
  • 国土交通大臣免許(4)第7920号・1996年設立
  • 対応エリア:全国(都道府県別に再生住宅を展開)
会社名株式会社リプライス
対応エリア全国(都道府県別に再生住宅を展開)
特徴カチタスグループの買取再販業者。全国で再生住宅を手がけ、累計販売戸数15,000戸超
上場・非上場非上場(親会社カチタスが東証プライム上場)
公式サイト公式サイトはこちら

※掲載順は本記事独自の参考評価であり、業者の優劣を断定するものではありません。実際の査定額・契約条件は物件の状況と各業者の判断により異なります。

近隣の県で空き家を売る場合

富山に隣り合う県の相場・補助金・対応業者は、次のページで同じ構成で確かめられます。県境をまたいで物件を持っている場合や、隣県の業者にも査定を頼みたい場合の比較用です。

全国共通の買取の仕組みと流れは空き家買取とは|仕組み・流れ・注意点、47都道府県の一覧は同記事の「都道府県別の空き家買取ガイド」にまとめています。

富山県の空き家買取でよくある質問(FAQ)

💡 この章の要点: 富山で査定を左右しやすい家の大きさ・雪・散居村・旧耐震・沿線の内外の疑問に答える。共通する結論は、条件を隠さず最初に伝えて、対応できる業者の査定を複数並べること。

部屋数が多く残置物だらけの大きな家でも買い取ってもらえますか?

A. 買取可能なケースは多くあります。富山県は1住宅当たりの延べ面積が全国1位で、家財の多い大型住宅の売却相談はむしろ典型的です。

  • 現状渡し対応の業者なら: 家財を残したまま引き渡せ、処分費は査定に織り込まれる
  • 確認すべきこと: 処分費込みの条件かを査定書で確認する
  • 処分を急がない: 古道具・建具に値が付く場合もあり、自費で片付けてからの査定は損になることがある
自分の実家が特別豪雪地帯かどうかは、どこで確認できますか?

A. 国土交通省が豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定地域一覧を公表しています。富山県は全15市町村が豪雪地帯で、上市町・立山町は全域が、富山市(旧大山町・旧八尾町・旧山田村・旧細入村)・黒部市(旧宇奈月町)・砺波市(旧庄川町)・南砺市(旧城端町・旧平村・旧上平村・旧利賀村・旧福光町)は一部が特別豪雪地帯です。市町村役場でも確認できます。

何年も雪下ろしをしていない空き家でも売れますか?

A. 査定・売却は可能ですが、積雪による屋根・雨どいの傷みや凍結による水回りの損傷は査定額に影響します。放置期間が長いほど劣化は進むため、「次の冬が来る前に手放す」つもりで早めに動くのが現実的です。管理履歴や修繕記録があれば査定時に伝えましょう。

雪下ろしを頼めないまま冬を越すと、どんなリスクがありますか?

A. 建物の傷みと、周囲への責任の2つです。

  • 建物: 雪の重みは屋根や軒、雨どいをじわじわ変形させ、放置する冬を重ねるほど雨漏りにつながる
  • 責任: 屋根からの落雪や倒壊で隣家・通行人に被害が出た場合、賠償責任を負うのは所有者
  • スケジュール: 積雪期は現地確認や引き渡しが動きにくく、売却完了は雪解け後にずれ込みがち。「雪が積もる前に査定、雪解けまでに引き渡し」と逆算して動くのが安全
砺波平野の散居村にある屋敷林付きの家は売れますか?

A. 買主は限られますが、売却の道はあります。

  • バンク経由の道: 大型伝統家屋は古民家活用の需要と結びつけば空き家バンク経由の売却も期待できるが、時期が読めない
  • 買取の道: 屋敷林・付属建物ごと現状渡しで引き取る買取業者なら、管理負担ごと手放せる
  • 現実的な段取り: 期限を切ってバンクに出し、決まらなければ買取に切り替える二段構え
蔵や納屋が母屋と別に建っています。査定で不利になりますか?

A. 建物の棟数が増える分、撤去費は上乗せして見積もられます。査定の対象は母屋だけでなく蔵・納屋・車庫まで含まれ、土壁の蔵は重機で一気に崩せないぶん割高になりがちです。ただし不利な話ばかりではなく、蔵の中の古道具や建具に値が付く場合もあります。中身を処分してしまう前に、付帯建物ごと現状渡しで引き取れる業者へ「蔵と納屋も含めて」の条件で査定を依頼しましょう。

昭和56年より前に建てた家は、買取でも安くなりますか?

A. 年代の分は査定に織り込まれます。県内の中古戸建ての取引中央値は全体1,400万円に対し、築40年以上は460万円と、年代だけで水準が変わります。

  • 理由: 買主側に耐震診断・改修の費用が見込まれ、建物に値が付かない場合は土地値から解体費を引いた査定になる
  • 打ち手1: 高岡市・氷見市など旧耐震を対象にした除却補助の対象かを確認し、「補助解体+土地売り」の手取りを試算する
  • 打ち手2: 現状渡しの買取査定を並べ、実額で比較する
富山市中心部と郡部では査定にどのくらい差が出ますか?

A. 立地による差は大きくなりやすいです。令和8年地価公示では富山市+1.3%に対し県平均+0.2%で、まちなか・公共交通沿線に需要が集中しています。沿線では買主側への取得支援(上限200万円)も需要を後押しします。郡部では土地値から解体費・処分費を差し引いた査定になる場合もあり、複数社の実額比較が欠かせません。

解体補助金を使ってから売るのと、そのまま買取に出すのはどちらが得ですか?

A. 物件によります。補助を使っても解体費の残りは自己負担で、更地化後は固定資産税が上がる場合もあるため、現状渡し買取のほうが手残りが多いケースもあります。補助金は交付決定前に着工すると対象外になるので、必ず「解体前」に解体見積もりと買取査定の両方を取って比較してください。

相続登記が終わっていなくても査定してもらえますか?

A. 依頼できます。多くの業者は登記前でも概算の査定に応じます。ただし実際の売却には「相続登記」(2024年4月から義務化)の完了が必要です。

  • 富山でありがちな状態: 屋敷と田畑をまとめて相続するうちに兄弟の共有名義になっている家が珍しくなく、共有のままでは全員の同意がないと売れない
  • 最初の一歩: 名義が誰になっているかを登記簿で確かめる
  • 複数人にまたがるなら: 司法書士への相談から始める(売り方の選択肢は「共有名義の空き家の売却方法」を参照)
富山湾沿いの家は「寄り回り波」の影響で査定が下がりますか?

A. 海からの距離と建物の状態次第ですが、内陸の家にはない確認項目が増えるのは確かです。県によると寄り回り波は、日本海の北部から富山湾にやってきた波が海岸近くで急に高くなり沿岸各地に被害を与える高波で、主に射水・滑川・入善などの海岸で発生します(富山県公式サイト、2026-09-18確認)。

  • 過去の被害: 平成20年2月24日の寄り回り波では、死者2名・重軽傷者16名・家屋被害454棟の被害が出た
  • 海岸の性質: 県の海岸線は約147kmで、海底の複雑な地形と寄り回り波・冬期風浪が重なり、全国でも有数の侵食海岸とされる(海岸の概要)
  • 査定で見られる点: 海岸からの距離と護岸の有無、過去の高波や浸水の履歴、潮風による屋根や板金部のサビの進み具合

高波で被害を受けた履歴があれば、査定時に先に伝えたほうが金額の根拠がはっきりします。管理に通えない海沿いの家ほど、冬の荒れる季節が来る前に沿岸部の取引に慣れた業者の査定を取り、実額で判断するのが現実的です。

動くなら早いほうが選択肢が多い

空き家には「特定空家指定で固定資産税が最大6倍」「相続から3年以内の譲渡で3,000万円特別控除」など、期限のある制度が複数あります。 売却を決める前でも、いま無料査定を取っておくだけで判断材料が増えます。

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まとめ|富山県の空き家買取は「家の大きさ」を負担にしない売り方で決まる

富山の空き家がいくらで・どこに売れるかは、地価や空き家率の平均値より、その家に付いた条件で決まります。

  • 分かれ目は物件条件: 全国1位の延べ面積(138.77㎡)がもたらす解体費・処分費、砺波平野の散居村の屋敷林付き家屋、全県指定の豪雪地帯(上市町・立山町は全域特豪)、富山市の公共交通沿線の内外、旧耐震(昭和56年5月以前)の5条件で、仲介で競わせるか買取で決めるかが変わる
  • 市場環境: 空き家6万9,700戸・空き家率14.7%は全国平均超えで、利用目的のない空き家(8.4%)は全国値を大きく上回る。地価は県+0.2%・富山市+1.3%と二極化し、人口は1.0%減
  • エリアの差: 富山市のまちなか・公共交通沿線は仲介と買取の両にらみ。散居村・県東部・中山間部・特別豪雪地帯は早めの買取相談、県西部の旧耐震の古家は補助解体と買取の実額比較から
  • 制度: 富山市の老朽危険空き家除却(1/2・上限50万円)や氷見市の解体補助(2/3・上限50万円)は交付決定前の着工が対象外。解体を考えるなら、必ず工事契約前に自治体へ相談する

大きい家ほど、片付け・解体・雪の負担を業者側に任せられる現状渡しの買取が効きます。散居村の屋敷林も富山湾沿いの高波の履歴も、隠さず伝えたうえで実額を並べれば判断は具体的になります。査定は無料で、売却を決めていなくても依頼できます。

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売却するかどうか決める前でも大丈夫です。状況を伝えるだけで、買取可否と概算金額がわかります。査定・相談はすべて無料で、しつこい営業はありません。

  • 査定も相談も無料。売ると決める前の段階でも、買取可否と概算金額が分かります
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