福井県の空き家買取|相場・補助金・業者5選【2026年版】
福井県の空き家事情は「大きな持ち家をどう引き継ぐか」という問題と直結しています。結論から3点にまとめます。
- 福井県の空き家は約5万3,100戸、空き家率は15.6%で全国平均13.8%を上回ります。2018年の13.8%から+1.8ポイントと増加幅が大きく、空き家が増えるスピードの速さが目立つ県です(総務省 令和5年住宅・土地統計調査)。
- 背景には持ち家率73.5%(全国7位)・1住宅当たり延べ面積135.66㎡(全国2位)という住宅ストックの特徴があります。広い一戸建ての実家を相続したが住む予定も貸す当てもない、という空き家が生まれやすい構造です(福井県公表資料)。
- 地価は横ばい圏です。2026年(令和8年)地価公示で福井県の住宅地は前年比0.0%、福井市は+0.6%。人口も2024年に-0.77%と減少しており、「値上がりを待つ」より買い手がいるうちに早めに動くのが現実的です。
「うちの実家はいくらで、どの方法で売れるのか」を知るために、まず無料査定で現在の価格を把握するところから始めましょう。
福井県の空き家買取 状況別ガイド

| あなたの状況 | 読むべきセクション |
|---|---|
| 福井県の空き家の現状データを知りたい | 最新データで見る福井県の空き家事情 |
| いくらで売れるか知りたい | 福井県の空き家買取相場と地価動向 |
| 解体の補助金を使いたい | 福井県の空き家補助金-支援制度 |
| 福井市か嶺南かで判断したい | 福井県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ |
| 買取と仲介で迷っている | 福井県の空き家を売る方法-買取と仲介の使い分け |
| 業者を比較したい | 福井県の空き家買取おすすめ業者ランキング5選 |
最新データで見る福井県の空き家事情

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点・確報)に基づく、福井県の空き家の基本データです。
| 指標 | 福井県 | 全国・順位 |
|---|---|---|
| 空き家数 | 5万3,100戸 | 全国平均13.8%に対し空き家率15.6% |
| 空き家率 | 15.6% | 全国27位 |
| 賃貸・売却用などを除く空き家率 | 8.5% | 全国5.9%を上回る |
| 腐朽・破損のある空き家の割合 | 18.6% | 全国17.6%をやや上回る |
| 空き家率の推移(2018年→2023年) | 13.8%→15.6% | +1.8ポイント |
増加スピードが速く「これから増える」段階
福井県の空き家率15.6%は全国27位と中位ですが、2018年の13.8%から5年間で+1.8ポイントと増加幅が大きく、賃貸・売却用などを除いた空き家率も8.5%と全国値5.9%を大きく上回ります。売りにも貸しにも出されていない「利用目的のない空き家」の比率が高いのが実態です。腐朽・破損のある空き家の割合も18.6%と全国値17.6%を上回っており、放置が長引くほど「傷んで売れない空き家」に合流していくリスクがあります。
持ち家率全国7位・住宅の広さ全国2位という構造要因
福井県の公表資料によると、持ち家住宅率は73.5%で全国7位(全国60.9%)、一戸建率は74.7%で全国4位、1住宅当たり延べ面積は135.66㎡で全国2位(全国90.86㎡)です。
県外に出た子ども世代にとって、部屋数の多い大きな木造住宅は生活に組み込みにくく、解体費も床面積に比例して膨らみます。人口も2024年に-0.77%と減少しており(総務省人口推計)、「実家をどうするか」の先送りは選択肢を狭めやすい環境です。
福井県の空き家買取相場と地価動向

住宅地の地価は県平均0.0%、福井市は+0.6%
国土交通省の令和8年(2026年)地価公示によると、福井県の住宅地の平均変動率は前年比0.0%、福井市は+0.6%です。県庁所在地はわずかにプラス、県全体では横ばいで、「待てば高くなる」効果は期待しにくい状況です。
地価が横ばいの局面で売却価格を左右するのは、市況よりも建物の状態と売るタイミングです。空き家は空けておくだけで傷みが進み、査定額は下がる方向に動きやすいため、地価の伸びで取り返せない福井県では早めの売却判断が合理的です。
買取価格は仲介相場の7〜8割が目安
不動産買取の価格は、仲介で売却した場合の相場の7〜8割程度が一般的な目安です。買取業者が解体費・リフォーム費・再販リスクを負担するためです。
福井県の場合、査定額を左右しやすいのは次の要素です。
| 査定項目 | 福井県で特に見られるポイント |
|---|---|
| 立地 | 福井市中心部か郊外か、駅・幹線道路・生活施設への距離 |
| 建物 | 延べ面積が大きい家は解体費もかさみ、査定に影響しやすい |
| 雪害 | 屋根・雨樋の傷み、雪下ろし歴、冬季の凍結対策の状況 |
| 土地 | 接道条件、間口、農地・山林が隣接する場合の扱い |
| 再販可能性 | 住宅用地・事業用地・賃貸としての活用余地 |
相場の調べ方の基本は空き家の売却相場の調べ方で解説しています。同じ市内でも中心部と山際で需要が大きく違うため、机上の相場観より複数社査定での実額比較が有効です。
大型の古い木造住宅・傷みのある家は「訳あり対応」業者へ
延べ面積の大きい古い木造住宅は、解体費が高くつくぶん一般の買主に敬遠されやすく、仲介では時間がかかりがちです。雪害による傷みや残置物が多い場合も同様で、現状のまま買い取れる専門業者への相談が現実的です。詳しくは売りにくい空き家の売却方法を参照してください。
福井県の中古戸建ては実際いくらで取引されているか
国土交通省が公表する不動産取引データから、福井県の中古戸建て(宅地・土地と建物)の実際の取引価格を集計しました。査定額が妥当かを判断する物差しとして使ってください。
| 集計対象 | 件数 | 価格の中央値 | 中間50%の価格帯 |
|---|---|---|---|
| 中古戸建て全体 | 729件 | 1,300万円 | 500万円〜2,600万円 |
| うち築40年以上 | 250件 | 580万円 | — |
取引が多い市区町村(件数上位):
| 市区町村 | 件数 | 中央値 |
|---|---|---|
| 福井市 | 364件 | 1,800万円 |
| 坂井市 | 76件 | 880万円 |
| 敦賀市 | 69件 | 1,100万円 |
| 鯖江市 | 62件 | 1,450万円 |
| 越前市 | 47件 | 1,200万円 |
※出典: 国土交通省「不動産情報ライブラリ」取引価格情報(2025年Q2〜2026年Q1、2026-08-04取得)。実際の取引の申告に基づく価格で、公的な相場の目安です。ただし個別の物件条件(立地・接道・建物状態・残置物)で大きく変わるため、売却判断は必ず複数社の査定を並べて行ってください。
福井県の空き家補助金・支援制度

福井県には県運営の空き家バンクと、市町ごとの解体(除却)補助があります(いずれも年度・予算・要件の確認が必須です)。
県の相談窓口と「ふくい空き家情報バンク」
- 福井県の空き家相談窓口: 県土木部建築住宅課(0776-20-0505)が相談窓口を案内しており、のれん会 空き家管理センター(無料相談)、福井県宅地建物取引業協会、福井弁護士会などの専門相談先につながります。
- ふくい空き家情報バンク: 福井県が運営する県レベルの空き家バンクで、福井市・敦賀市・坂井市・鯖江市・越前市・小浜市など県内17市町の空き家バンク物件(売買・賃貸)を一元的に掲載しています。
バンクは時間をかけて住み手を探す選択肢で、早期の現金化には向きません。仕組みは空き家バンクの使い方で解説しています。
福井市・敦賀市・坂井市の解体(除却)補助
主要3市の除却補助は「上限50万円、条件を満たすと最大100万円」という共通パターンです。
| 自治体 | 制度 | 補助内容 |
|---|---|---|
| 福井市 | 老朽危険空き家等除却支援事業 | 解体費の1/2または延床面積×5,000円の安い方。老朽危険空き家等は上限50万円。特定空家認定済み・跡地を地域利用する場合は上限100万円 |
| 敦賀市 | 老朽危険空き家等除却支援事業 | 対象工事費の1/2。老朽危険空き家は上限50万円(加算で最大100万円)、準老朽危険空き家は上限30万円(加算で最大60万円) |
| 坂井市 | 空家除却支援事業 | 補助対象経費の1/3以内。老朽危険空家等は上限50万円(条件により100万円)、準老朽空家は上限30万円(条件により40万円) |
このほか福井市には空き家リフォーム支援(工事費の1/3・上限30万円)、敦賀市には空き家バンク成約時の奨励金(仲介手数料の2/3・上限5万円)もあります。
注意点は2つ。多くの制度は着工前の交付決定が必要で、契約後の申請は対象外です。また補助対象は「老朽危険」等の判定を受けた空き家に限られます。解体前提で動く場合は必ず市の窓口に事前相談してください。全国の制度の探し方は空き家の解体補助金まとめにまとめています。
なお「補助金で解体して更地で売る」か「現状のまま買取に出す」かは、跡地の売りやすさ次第です。先に買取査定を取り、手取り額を補助金利用時と比較するのが失敗しにくい手順です。
福井県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ
福井市|県内で最も需要が底堅い
県都・福井市は住宅地地価が+0.6%と県平均(0.0%)を上回り、県内では買い手が付きやすいエリアです。中心部や幹線道路沿いの整形地なら「古家付き土地」として仲介でも売れる可能性があり、買取と仲介の両にらみで査定を取る価値があります。同じ市内でも山際や郊外集落では需要が細り、買取が現実的になります。
坂井市・鯖江市・越前市|生活利便性と土地の広さで評価が分かれる
坂井市や鯖江市・越前市などの嶺北の市部は、住宅地としての需要はあるものの、敷地が広い分だけ買主の予算と合いにくいケースがあります。駐車スペースを複数確保できる整形地は評価されやすく、間口が狭い・農地が隣接する物件は買い手が限られます。坂井市には除却補助(上限50万円・条件により100万円)があり、解体して売る選択肢とも比較できます。
敦賀市・嶺南|新幹線開業後の動きは物件ごとに見極めを
2024年3月16日に北陸新幹線 金沢〜敦賀間が開業し、県内には芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀の4駅が新設されました。敦賀市は嶺南の中心都市として除却補助(上限50万円・加算で最大100万円)や空き家バンク「つるが空き家インフォ」も整っています。ただし新幹線開業が空き家の売れ行きにどう効くかは立地次第です。期待だけで保有を続けず、査定額という具体的な数字で判断することをおすすめします。
奥越・山間部|雪の負担が重く、放置コストが高い
大野市・勝山市などの内陸部は積雪が多く、雪下ろしの手配や屋根・雨樋の修繕など、空き家を維持する冬のコストが特に重い地域です。管理が途切れると雪害による傷みが一気に進み、買い手がさらに限られます(詳細は空き家放置のリスク)。通いでの管理が難しいなら、傷みが進む前に買取査定を取って手放す選択肢を検討すべきエリアです。
福井県の空き家を売る方法|買取と仲介の使い分け
買取が向くケース
- 延べ面積が大きく解体費がかさむ古い木造住宅
- 雪害・雨漏りなど建物の傷みが進んでいる、残置物が多い
- 相続人が県外在住で、雪下ろしや冬季管理・内覧対応ができない
- 現金化を急ぐ(買取は最短数週間〜1か月程度)
仲介が向くケース
- 福井市中心部など需要のあるエリアの整形地
- 建物状態が比較的良く、居住用として売れる
- 売却期間に余裕がある(3〜6か月以上)
買取と仲介の詳しい比較は買取と仲介どちらを選ぶか、売却手続きの全体像は空き家売却の流れにまとめています。
相続した空き家なら、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例(適用要件あり)も判断材料になります。詳細は相続空き家の3,000万円特別控除を確認してください。
福井県の空き家買取おすすめ業者ランキング5選
福井県内で空き家の買取を検討する際、対応エリア・取り扱える物件状態・査定スピードは業者によって異なります。 ここでは、現状渡しでの買取に強みを持つ業者を中心に特徴と対応範囲をまとめました。 最終的には複数社の査定額と契約条件を比較したうえで判断してください。
| 順位 | サービス | 対応エリア | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|
| 🥇 | アキラッキーイチオシ | 全国47都道府県 | 全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取 | 詳細 |
| 🥈 | 株式会社ウィントランス(空き家パス) | 全国対応 | 空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可 | 詳細 |
| 🥉 | タウンライフ(空き家対策) | 全国対応 | 複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス | 詳細 |
| 4 | 株式会社ハウスドゥ | 全国(FC加盟店経由で対応) | 全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開 | 詳細 |
| 5 | 株式会社AlbaLink(アルバリンク) | 全国対応 | 訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富 | 詳細 |
11位:アキラッキー
全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取
- 残置物・廃屋・倒壊リスク・ゴミ屋敷でも現状渡しOK(撤去・解体費はすべて運営側負担)
- 再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記まで対応
- 弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携し、相続案件もワンストップ
- 仲介手数料0円・査定相談無料、契約〜決済まで最短数日
- 問い合わせは公式サイトのお問い合わせフォームから(電話・メールどちらでも受付)
- 公式: https://lp.aki-lucky.com/?utm_source=seo&utm_campaign=akiya-kaitori-fukui
- 対応エリア:全国47都道府県
| 会社名 | アキラッキー(空き家買取専門サービス) |
|---|---|
| 対応エリア | 全国47都道府県 |
| 対応物件 | 残置物あり・廃屋・ゴミ屋敷・再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記 など |
| 費用 | 仲介手数料0円・査定相談無料(撤去・解体費は運営側負担) |
| 専門家連携 | 弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携(相続案件もワンストップ) |
| 買取スピード | 契約〜決済まで最短数日 |
| 問い合わせ | 公式お問い合わせフォーム(電話・メールどちらでも受付) |
| 公式サイト | 無料査定・相談はこちら |
22位:株式会社ウィントランス(空き家パス)
空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可
- 残置物・古家・農地隣接物件も現状渡し対応
- 全国47都道府県の取引実績
- 立会い不要のリモート完結プランも用意
- 対応エリア:全国対応
| 会社名 | 株式会社ウィントランス(空き家パス) |
|---|---|
| 対応エリア | 全国対応 |
| 特徴 | 空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可 |
33位:タウンライフ(空き家対策)
複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス
- 1回の入力で複数の買取・活用業者に相談可能
- 売却以外(賃貸・リフォーム・解体)の提案も比較できる
- 全国対応、利用無料
- 対応エリア:全国対応
| 会社名 | タウンライフ(空き家対策) |
|---|---|
| 対応エリア | 全国対応 |
| 特徴 | 複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス |
44位:株式会社ハウスドゥ
全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開
- FCネットワークでエリアカバレッジが広い
- 都市部から地方まで査定対応
- リースバックなど多様な売却プランを比較可
- 対応エリア:全国(FC加盟店経由で対応)
| 会社名 | 株式会社ハウスドゥ |
|---|---|
| 対応エリア | 全国(FC加盟店経由で対応) |
| 特徴 | 全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開 |
55位:株式会社AlbaLink(アルバリンク)
訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富
- 再建築不可・私道・接道なし・事故物件などに対応
- 全国対応のスケールメリット
- メディア露出による知名度
- 対応エリア:全国対応
| 会社名 | 株式会社AlbaLink(アルバリンク) |
|---|---|
| 所在地 | 〒104-0033 東京都中央区新川1丁目2-10 新川むさしやビル2F |
| 対応エリア | 全国対応(東京支店ほか) |
| 上場・非上場 | 上場 |
| 電話番号 | 0120-683-422 |
| 営業時間 | 10:00-19:00 |
| 地図 |
※掲載順は本記事独自の参考評価であり、業者の優劣を断定するものではありません。実際の査定額・契約条件は物件の状況と各業者の判断により異なります。
福井県の空き家買取でよくある質問(FAQ)
- 雪で屋根が傷んでいる空き家でも買い取ってもらえますか?
A. 買取可能なケースは多くあります。買取業者は修繕・解体を前提に価格を出すため、雪害による傷みがあっても現状のまま査定でき、修繕してから売るより費用の持ち出しを避けられます。傷みの状況は隠さず伝えましょう。
なお、雪下ろしをしないまま冬を越し続けた空き家は、落雪や倒壊で隣家・通行人に被害が出た場合、所有者が賠償責任を問われる立場になります。傷みが査定に響くだけでなく、持ち続けること自体のリスクが冬ごとに積み上がる点も判断材料にしてください。
- 冬に入ってから売却の相談をしても間に合いますか?
A. 相談・査定は冬でも受けられますが、積雪期は動きが鈍ります。
- 現地確認:屋根や外まわりが雪で隠れ、傷みの程度を確かめにくくなります
- 引き渡し・工事:解体や残置物の搬出は、雪のあるあいだ段取りが組みにくくなります
このため福井では、売却の完了を雪解け後に置いて逆算するのが現実的です。冬を挟むと決断から引き渡しまでが長引きやすいので、迷っている段階でも査定だけは雪が積もる前に取っておきましょう。
- 延べ面積の大きい古い実家は売りにくいですか?
A. 買主の層は限られますが、売れないわけではありません。福井県は1住宅当たり延べ面積が全国2位と家が大きく、解体費がかさむ分だけ一般の買主には敬遠されがちです。解体費・残置物処分を業者負担にできる買取なら、手取り額を確定させやすくなります。
- 敦賀市や小浜市など嶺南の空き家も対応してもらえますか?
A. 全国対応の買取業者なら嶺南も査定対象です。敦賀市には除却補助や空き家バンクもあり、買取査定と並行して確認すると比較材料が増えます。海沿いの物件は立地条件の影響が大きいので、複数社への査定依頼をおすすめします。
- 海に近い家は塩害で傷んでいると言われました。査定で不利になりますか?
A. 一律に不利になるわけではありません。日本海に面した地域では、潮風の影響で屋根や外壁の金属部分、給湯器など屋外の設備が内陸よりさびやすく、同じ築年数でも外まわりの傷みが早く出る傾向があります。査定で見られるのは「海に近いかどうか」ではなく傷みの実際の程度なので、放置期間が長いほど内陸の物件との差は開きます。買取なら修繕せず現状のまま引き渡せるため、外壁や屋外設備を交換した履歴があれば併せて伝えましょう。
- 解体補助金を使ってから売るのと、そのまま買取に出すのはどちらが得ですか?
A. 物件によります。福井市・敦賀市・坂井市の除却補助は上限50万円(条件により最大100万円)ですが、着工前の交付決定と老朽度の判定要件があり、自己負担も残ります。先に現状のままの買取査定額を取り、「補助金利用+更地売却」の手取りと比較して決めるのが確実です。
- ふくい空き家情報バンクと買取は併用できますか?
A. 併用を妨げる仕組みはありませんが、性質が異なります。バンクは県内17市町の物件を掲載するマッチングの場で、成約まで時間がかかるのが一般的です。売却を急ぐ・傷みが進んでいるなら買取、時間をかけられるならバンクや仲介と、目的で使い分けましょう。
- 県外に住む兄弟と実家を共有で相続しました。全員の同意がないと売れませんか?
A. 家全体を売るには共有者全員の同意が必要です。福井県は延べ面積の大きい持ち家が多く、相続人が複数いると「とりあえず共有名義」のまま話が止まりがちですが、共有のままでは管理も費用負担もあいまいになります。売却には相続登記(2024年4月から義務化)を済ませたうえで、全員の合意形成を進めましょう。どうしても意見がまとまらない場合は自分の持分だけを買い取る業者に相談する方法もありますが、共有持分の売却は買い手が限られ価格も下がりやすいため、最後の手段と考えるのが無難です。査定自体は登記や合意が固まる前でも依頼できることが多いので、話し合いの材料として先に取っておく手もあります。
動くなら早いほうが選択肢が多い
空き家には「特定空家指定で固定資産税が最大6倍」「相続から3年以内の譲渡で3,000万円特別控除」など、期限のある制度が複数あります。 売却を決める前でも、いま無料査定を取っておくだけで判断材料が増えます。
まとめ|福井県の空き家買取は「増える前・傷む前」に動く
福井県の空き家は約5万3,100戸・空き家率15.6%で、2018年から+1.8ポイントと増加のスピードが速い状況です。持ち家率73.5%(全国7位)・延べ面積全国2位という「大きな持ち家」の多さが背景にあり、相続を機に利用目的のない空き家が増え続けています。
地価は県平均0.0%・福井市+0.6%と横ばい圏で、値上がり待ちは効きません。福井市中心部の好条件物件は仲介との比較で高値を狙い、大型の古い木造住宅・雪害のある家・奥越や嶺南の郡部の物件は買取での早期売却が現実的です。福井市・敦賀市・坂井市の除却補助やふくい空き家情報バンクなど、使える制度は売却前に確認しておきましょう。
「大きな実家をどうするか」という家族の話し合いも、現在の買取価格という具体的な材料があると進みます。査定は無料で、売却を決めていなくても依頼できます。





