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空き家買取 - 神奈川の空き家買取|相場・補助金・業者5選【2026年版】
空き家買取

神奈川の空き家買取|相場・補助金・業者5選【2026年版】

神奈川県の空き家事情は、数字で見ると「数は多いのに、市場としては全国屈指に売りやすい」という独特の姿をしています。結論から3点にまとめます。

  1. 神奈川県の空き家は46万7,100戸で全国3位(東京・大阪に次ぐ規模)。ただし空き家率は9.8%と全国で3番目に低く、腐朽・破損のある空き家の割合(14.5%)も全国平均より低い、「流通しやすい空き家が多い」市場です(総務省 令和5年住宅・土地統計調査)。
  2. 売却環境は追い風です。2026年(令和8年)地価公示で神奈川県の住宅地は前年比+3.4%、横浜市は+3.3%と上昇が続き、2024年の人口増減率は-0.05%と、減少幅は全国で3番目に小さい水準にとどまっています。
  3. だからこそ判断の分かれ目は立地と物件条件です。横浜・川崎の駅近整形地なら仲介との比較が有効ですが、丘陵地の階段立地・擁壁付き・旗竿地、横須賀・三浦の谷戸(やと)地域のように車が入らない物件は、買取が現実的な選択肢になります。

「うちの空き家はどちらか」を判断するために、まず無料査定で現在の価格を把握するところから始めましょう。

神奈川の空き家買取 状況別ガイド

神奈川の空き家買取 状況別ガイドのイメージ

あなたの状況 読むべきセクション
神奈川の空き家の現状データを知りたい 最新データで見る神奈川県の空き家事情
いくらで売れるか知りたい 神奈川の空き家買取相場と地価動向
解体の補助金を使いたい 神奈川県の空き家補助金-支援制度
横浜・川崎か三浦半島かで判断したい 神奈川の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ
買取と仲介で迷っている 神奈川の空き家を売る方法-買取と仲介の使い分け
業者を比較したい 神奈川の空き家買取おすすめ業者ランキング5選

最新データで見る神奈川県の空き家事情

最新データで見る神奈川県の空き家事情のイメージ

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点・確報)に基づく、神奈川県の空き家の基本データです。

指標 神奈川県 全国・順位
空き家数 46万7,100戸 全国3位(東京・大阪に次ぐ)
空き家率 9.8% 全国で3番目に低い(全国平均13.8%)
賃貸・売却用などを除く空き家率 3.2% 全国5.9%を大きく下回る
腐朽・破損のある空き家の割合 14.5% 全国17.6%より低い
空き家率の推移(2018年→2023年) 10.8%→9.8% -1.0ポイント低下

空き家数は全国3位でも「率」は全国で3番目に低い

一見矛盾するようですが、からくりは母数にあります。神奈川県は総住宅数そのものが全国3位の規模のため、空き家の「数」は多くなる一方、住宅全体に占める「率」は9.8%と、埼玉県(9.3%)・沖縄県(9.4%)に次いで全国で3番目に低い水準です。

さらに、賃貸用・売却用などの「市場に出ている空き家」を除いた空き家率は3.2%と全国(5.9%)を大きく下回り、空き家率自体も2018年の10.8%から2023年の9.8%へと1.0ポイント低下しました。全国的に空き家が増え続けるなかで率が下がっているのは、住宅需要が空き家の発生を吸収していることの表れです。

傷んだ空き家の割合も全国平均より低い

腐朽・破損のある空き家の割合は14.5%で、全国の17.6%より低くなっています。つまり神奈川の空き家は「まだ売れる状態のものが多い」のが特徴で、放置が進む前に動けば、買取・仲介いずれの土俵にも乗せやすい市場だといえます。

ただしこれは県全体の平均値です。後述のとおり、横須賀・三浦半島の谷戸地域や県西部では事情が大きく異なるため、「神奈川だから売れる」と一括りにしないことが重要です。

神奈川の空き家買取相場と地価動向

神奈川の空き家買取相場と地価動向のイメージ

住宅地の地価は+3.4%、横浜市は+3.3%の上昇

国土交通省の令和8年(2026年)地価公示によると、神奈川県の住宅地の平均変動率は前年比+3.4%、横浜市は+3.3%と上昇が続いています。地価が上がっている局面では、古家付き土地でも土地値ベースの評価が伸びやすく、売却タイミングとしては追い風です。

買取価格は仲介相場の7〜8割が目安

不動産買取の価格は、仲介で売却した場合の相場の7〜8割程度が一般的な目安です。買取業者が解体費・リフォーム費・再販リスクを負担するためです。

神奈川の場合、査定額を大きく左右するのは次の要素です。

査定項目 神奈川で特に見られるポイント
立地 駅距離、横浜・川崎か郊外か、坂道・階段の有無
土地 傾斜地・擁壁の状態、旗竿地・接道条件(2m未満は再建築不可の可能性)
建物 築年数、腐朽・破損、残置物の量
法規制 崖条例(がけ地の建築制限)、用途地域、再建築の可否
費用 解体費(重機や車が入れない階段立地は割高になりやすい)

神奈川は同じ市内でも駅近の平坦地と丘陵地の階段立地で相場が大きく変わるため、机上の相場観より複数社査定での実額比較が有効です。相場の調べ方の基本は空き家の売却相場の調べ方で解説しています。

階段立地・擁壁付き・再建築不可は「訳あり対応」業者へ

横浜・横須賀の丘陵地には、車が入れない階段の上の住宅や、大規模な擁壁を伴う物件が多く残っています。こうした物件は解体・工事のコストが読みにくく、一般の買主が住宅ローンを組みにくいため、仲介では売れにくいのが実情です。訳あり物件に対応する買取業者への相談が現実的です。詳しくは売りにくい空き家の売却方法を参照してください。

神奈川県の中古戸建ては実際いくらで取引されているか

国土交通省が公表する不動産取引データから、神奈川県の中古戸建て(宅地・土地と建物)の実際の取引価格を集計しました。査定額が妥当かを判断する物差しとして使ってください。

集計対象 件数 価格の中央値 中間50%の価格帯
中古戸建て全体 17954件 4,200万円 3,000万円〜5,500万円
うち築40年以上 2336件 2,500万円

取引が多い市区町村(件数上位):

市区町村 件数 中央値
横須賀市 994件 2,800万円
藤沢市 910件 5,000万円
相模原市南区 658件 4,000万円
横浜市港北区 638件 6,050万円
横浜市青葉区 632件 6,200万円

※出典: 国土交通省「不動産情報ライブラリ」取引価格情報(2025年Q2〜2026年Q1、2026-08-04取得)。実際の取引の申告に基づく価格で、公的な相場の目安です。ただし個別の物件条件(立地・接道・建物状態・残置物)で大きく変わるため、売却判断は必ず複数社の査定を並べて行ってください。

神奈川県の空き家補助金・支援制度

神奈川県の空き家補助金・支援制度のイメージ

神奈川県レベルでは個人向けの直接補助はなく、県の役割は空家対策のモデル計画策定や市町村支援が中心です。実際の解体補助などは市町村ごとの制度を確認します(いずれも年度・予算・要件の確認が必須です)。

神奈川県の相談窓口と啓発ツール

  • (公社)かながわ住まいまちづくり協会: 県が案内する空き家の相談窓口(045-664-6896、平日9〜17時)。売却・活用・管理の相談ができます。
  • 『空き家にしない「わが家」の終活ノート』: 県が啓発用に用意している、実家を空き家にしないための整理ノート。相続前の家族の話し合いに使えます。

市町村の解体・除却補助の例

自治体 制度 補助内容
横浜市 住宅除却補助制度 耐震性が低い木造住宅・特定空家等が対象。昭和56年5月以前建築は上限50万円(昭和56年6月〜平成12年5月建築は課税世帯20万円・非課税世帯40万円)。受付は12月末まで
横浜市 建築物不燃化推進事業補助 重点対策地域(神奈川区・西区・中区・南区・磯子区等)の昭和56年5月以前の老朽建築物の解体に上限150万円
川崎市 住宅等不燃化推進事業 不燃化重点対策地区(小田周辺・幸町周辺)限定。老朽建築物の除却に最大100万円
相模原市 危険な老朽空き家等除却費補助金 平成12年5月以前建築・1年以上空き家の戸建てが対象。補助対象経費の1/2、上限50万円(世帯全員非課税なら80万円)

多くの制度は「交付決定前の着工は対象外」です。解体を検討する場合は、必ず工事契約前に自治体へ相談してください。全国の制度の探し方は空き家の解体補助金まとめで解説しています。

神奈川の空き家バンクは17市町村|横浜・川崎にはない

空き家バンク(自治体が空き家情報を掲載するマッチング制度)は、県内では相模原・横須賀・平塚・小田原・逗子・三浦・秦野・南足柄など17市町村が設置しています。一方で横浜市・川崎市には空き家バンクがありません。両市の空き家は市場流通性が高いため、バンクを待つより買取・仲介での売却が基本になります。

ユニークなのは横須賀市の「駅周辺谷戸地域空き家バンク」です。立地を限定した、全国でも珍しい制度です。

  • 対象: 車が入れる場所から階段40段以上(高低差約10m以上)の谷戸立地の中古住宅だけを掲載する
  • 制度が示すもの: 市が専用の仕組みを作るほど、この立地の空き家が構造的な課題になっている
  • 三浦市の場合: 空き家バンクを県宅建協会横須賀三浦支部と連携して運営している

バンクの仕組み自体は空き家バンクの使い方を参照してください。

神奈川の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ

横浜・川崎|需要は強いが丘陵地の立地条件がカギ

横浜市・川崎市は県内で最も住宅需要が強く、築古でも「古家付き土地」として評価されやすいエリアです。整形地・接道良好なら仲介比較で高値を狙えます。一方、横浜は丘陵地が多く、階段の上の住宅・大きな擁壁付き・旗竿地は同じ区内でも査定額の差が大きく出ます。条件が付く物件は買取が目安です。

横須賀・三浦半島|谷戸地域は買取が現実的

横須賀・三浦の谷戸地域は、車が入らない階段立地の空き家が構造的な課題になっている地域です。市が専用の空き家バンクを設けるほどですが、重機が入らないため解体費が高くつき、一般の買主には売りにくいのが実情です。仲介で長期化するより、こうした立地の取扱実績がある買取業者への相談が現実的です。

湘南(鎌倉・藤沢・茅ヶ崎)|需要は強いが物件条件次第

湘南エリアは移住・住み替え需要が強く、駅近・平坦地なら仲介でも十分売れる可能性があります。ただし古い別荘建築・傾斜地・崖条例の対象地など、条件が付く物件は買主の住宅ローンや建て替え計画に制約が出るため、買取との両にらみで査定を取りましょう。

県西部(小田原・南足柄・箱根)|空き家バンク活用地域

小田原市・南足柄市など県西部は郊外化・高齢化が進み、空き家バンクを活用する自治体が多い地域です。敷地にゆとりのある物件は古家付き土地として売れる場合もありますが、買主層が限られるため売却期間は長めに見込む必要があります。バンク掲載と買取査定を並行して進めるのが効率的です。

神奈川の空き家を売る方法|買取と仲介の使い分け

買取が向くケース

  • 横須賀・三浦の谷戸をはじめ、車が入らない階段立地・擁壁付き・再建築不可・旗竿地など仲介で売りにくい条件がある
  • 残置物が多い、建物の傷みが進んでいる
  • 相続人が遠方在住で内覧対応・管理ができない
  • 丘陵地の物件で、駅近の平坦地ほど地価上昇の追い風を期待できず、待つ利点が薄い(買取なら最短数週間〜1か月程度で現金化できる)

仲介が向くケース

  • 横浜・川崎・湘南など需要の強いエリアの駅近・平坦地・整形地
  • 崖条例や擁壁補修の心配がない平坦地に建ち、建物の傷みが少なく買主が住宅ローンを組みやすい
  • 移住・住み替え需要の強い湘南や横浜・川崎の通勤圏で、3〜6か月以上かけて買主を待てる

買取と仲介の詳しい比較は買取と仲介どちらを選ぶか、売却手続きの全体像は空き家売却の流れにまとめています。

相続した空き家なら、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例(適用要件あり)も判断材料になります。詳細は相続空き家の3,000万円特別控除を確認してください。

神奈川の空き家買取おすすめ業者ランキング5選

神奈川県内で空き家の買取を検討する際、対応エリア・取り扱える物件状態・査定スピードは業者によって異なります。 ここでは、現状渡しでの買取に強みを持つ業者を中心に特徴と対応範囲をまとめました。 最終的には複数社の査定額と契約条件を比較したうえで判断してください

おすすめ買取サービス比較一覧
順位サービス対応エリア特徴
🥇アキラッキーイチオシ全国47都道府県全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取詳細
🥈株式会社ウィントランス(空き家パス)全国対応空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可詳細
🥉タウンライフ(空き家対策)全国対応複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス詳細
4株式会社ハウスドゥ全国(FC加盟店経由で対応)全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開詳細
5株式会社AlbaLink(アルバリンク)全国対応訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富詳細

11位:アキラッキー

全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取

  • 残置物・廃屋・倒壊リスク・ゴミ屋敷でも現状渡しOK(撤去・解体費はすべて運営側負担)
  • 再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記まで対応
  • 弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携し、相続案件もワンストップ
  • 仲介手数料0円・査定相談無料、契約〜決済まで最短数日
  • 問い合わせは公式サイトのお問い合わせフォームから(電話・メールどちらでも受付)
  • 公式: https://lp.aki-lucky.com/?utm_source=seo&utm_campaign=akiya-kaitori-kanagawa
  • 対応エリア:全国47都道府県
会社名アキラッキー(空き家買取専門サービス)
対応エリア全国47都道府県
対応物件残置物あり・廃屋・ゴミ屋敷・再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記 など
費用仲介手数料0円・査定相談無料(撤去・解体費は運営側負担)
専門家連携弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携(相続案件もワンストップ)
買取スピード契約〜決済まで最短数日
問い合わせ公式お問い合わせフォーム(電話・メールどちらでも受付)
公式サイト無料査定・相談はこちら

22位:株式会社ウィントランス(空き家パス)

空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可

  • 残置物・古家・農地隣接物件も現状渡し対応
  • 全国47都道府県の取引実績
  • 立会い不要のリモート完結プランも用意
  • 対応エリア:全国対応
会社名株式会社ウィントランス(空き家パス)
対応エリア全国対応
特徴空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可

33位:タウンライフ(空き家対策)

複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス

  • 1回の入力で複数の買取・活用業者に相談可能
  • 売却以外(賃貸・リフォーム・解体)の提案も比較できる
  • 全国対応、利用無料
  • 対応エリア:全国対応
会社名タウンライフ(空き家対策)
対応エリア全国対応
特徴複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス

44位:株式会社ハウスドゥ

全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開

  • FCネットワークでエリアカバレッジが広い
  • 都市部から地方まで査定対応
  • リースバックなど多様な売却プランを比較可
  • 対応エリア:全国(FC加盟店経由で対応)
会社名株式会社ハウスドゥ
対応エリア全国(FC加盟店経由で対応)
特徴全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開

55位:株式会社AlbaLink(アルバリンク)

訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富

  • 再建築不可・私道・接道なし・事故物件などに対応
  • 全国対応のスケールメリット
  • メディア露出による知名度
  • 対応エリア:全国対応
会社名株式会社AlbaLink(アルバリンク)
所在地〒104-0033 東京都中央区新川1丁目2-10 新川むさしやビル2F
対応エリア全国対応(東京支店ほか)
上場・非上場上場
電話番号0120-683-422
営業時間10:00-19:00
地図

※掲載順は本記事独自の参考評価であり、業者の優劣を断定するものではありません。実際の査定額・契約条件は物件の状況と各業者の判断により異なります。

神奈川の空き家買取でよくある質問(FAQ)

横須賀・三浦の谷戸(階段の上)の空き家でも売れますか?

A. 売却は可能ですが、仲介では時間がかかりやすい立地です。車が入らず重機も入れないため解体費が割高になり、一般の買主が敬遠しがちだからです。横須賀市が谷戸専用の空き家バンクを設けているほど構造的な課題であり、こうした立地の取扱実績がある買取業者に早めに相談するのが現実的です。

横浜の擁壁付き・傾斜地の空き家はどう評価されますか?

A. 擁壁の状態と再建築の可否が査定を大きく左右します。古い擁壁は建て替え時に補修・造り直しを求められる場合があり、その費用見込みが査定額から差し引かれます。崖条例の対象になるかどうかも重要で、一般の買主より、事業として工事リスクを織り込める買取業者の方が値段を付けやすい類型です。

神奈川は空き家率が低いのに、うちの空き家が売れないのはなぜ?

A. 空き家率9.8%は県全体の平均値であり、個々の物件の売りやすさとは別問題です。売れにくい物件には、階段立地・接道不良(再建築不可)・擁壁の不安・残置物が多い・境界不明といった共通点があります。条件に合った売り方(仲介か買取か)に切り替えることで動き出すケースが多くあります。

横浜市・川崎市に空き家バンクはありますか?

A. ありません。県内で空き家バンクを設置しているのは相模原・横須賀・平塚・小田原・逗子・三浦・秦野・南足柄など17市町村で、横浜・川崎の空き家は市場流通性が高いため、買取・仲介での売却が基本になります。

川崎市内の空き家は、どの区でも同じように売れますか?

A. 区によって売りやすさの型が違います。南部の川崎区・幸区は都心への通勤需要で土地がよく動く一方、古い密集市街地では前面道路が狭く、再建築や解体の制約が査定に響きます。市が不燃化推進事業の対象に指定している小田周辺・幸町周辺(除却に最大100万円の補助)は、まさにこの類型の地域です。北部の宮前区・麻生区などの丘陵地では、横浜と同じく坂道・擁壁の有無が分かれ目になります。駅近・平坦・整形地なら仲介との比較、密集地の狭小・接道不良や擁壁付きの物件なら買取が現実的です。

神奈川の空き家は放置しても値上がりを待てばいいのでは?

A. おすすめしません。県の地価上昇は駅近の平坦地に集中しやすく、丘陵地の階段立地や擁壁付きの物件まで同じ追い風が吹くとは限りません。建物の劣化と管理コスト(固定資産税・修繕・防犯)は立地を問わず待つほど積み上がります。管理不全で特定空家等に指定され勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例が外れる可能性もあります(詳細は特定空家のリスク)。

三浦や湘南の「別荘として建てた家」も、普通の空き家と同じように売れますか?

A. 勝手が違います。別荘系の空き家は買主が二拠点利用者や移住希望者に絞られ、需要に季節の波があるため、仲介では売却期間が読みにくい類型です。傾斜地に建っていれば擁壁や階段の補修費が査定から差し引かれ、管理された別荘地では管理費等の承継が売買の条件になることもあります。眺望や海への近さがそのまま値になる物件は仲介で試す価値がありますが、長く空けて傷みが進んだ建物は、別荘系の取扱実績がある買取業者に現状渡しで査定を出す方が早く決着します。

動くなら早いほうが選択肢が多い

空き家には「特定空家指定で固定資産税が最大6倍」「相続から3年以内の譲渡で3,000万円特別控除」など、期限のある制度が複数あります。 売却を決める前でも、いま無料査定を取っておくだけで判断材料が増えます。

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まとめ|神奈川の空き家買取は立地条件で売り方を分ける

神奈川県の空き家は46万7,100戸と全国3位の規模ですが、空き家率9.8%は全国で3番目に低く、傷んだ空き家の割合も全国平均より低く、住宅地の地価は+3.4%(横浜市+3.3%)と上昇が続いています。全国的に見れば「売りやすい市場」です。

そのうえで、横浜・川崎・湘南の駅近・平坦地は仲介との比較で高値を狙い、丘陵地の階段立地・擁壁付き・再建築不可・横須賀・三浦の谷戸地域・県西部の郊外物件は、買取での早期売却が現実的です。横浜市の住宅除却補助や相模原市の老朽空き家除却補助など、使える制度は売却前に確認しておきましょう。

迷ったら、まず現在の買取価格を知ることからです。査定は無料で、売却を決めていなくても依頼できます。