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空き家買取 - 兵庫県の空き家買取|相場・補助金・業者5選【2026年版】
空き家買取

兵庫県の空き家買取|相場・補助金・業者5選【2026年版】

兵庫県の空き家事情は「平均値がまったく当てにならない県」です。結論から3点にまとめます。

  1. 兵庫県の空き家は38万6,900戸・空き家率13.8%(全国36位)で、ちょうど全国平均と同水準です。ただし県内の地域差が全国トップ級で、淡路23.8%・但馬21.2%に対し阪神北は10.5%(総務省 令和5年住宅・土地統計調査、兵庫県調査結果)。
  2. 売却環境は都市部で追い風です。2026年(令和8年)地価公示で兵庫県の住宅地は前年比+2.2%、神戸市は+2.9%。一方で県人口は2024年に0.61%減っており、値上がりの恩恵はエリアを選びます。
  3. だからこそ判断の分かれ目は「どのエリアの空き家か」です。神戸・阪神間など需要の強い地域の整形地なら仲介との比較が有効、但馬・丹波・淡路や、神戸市内でも坂道・老朽化が進んだ物件は買取が現実的な選択肢になります。

「うちの空き家はどちらか」を判断するために、まず無料査定で現在の価格を把握するところから始めましょう。

兵庫県の空き家買取 状況別ガイド

兵庫県の空き家買取 状況別ガイドのイメージ

あなたの状況 読むべきセクション
兵庫県の空き家の現状データを知りたい 最新データで見る兵庫県の空き家事情
いくらで売れるか知りたい 兵庫県の空き家買取相場と地価動向
解体・改修の補助金を使いたい 兵庫県の空き家補助金-支援制度
神戸か播磨か但馬・淡路かで判断したい 兵庫県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ
買取と仲介で迷っている 兵庫県の空き家を売る方法-買取と仲介の使い分け
業者を比較したい 兵庫県の空き家買取おすすめ業者ランキング5選

最新データで見る兵庫県の空き家事情

最新データで見る兵庫県の空き家事情のイメージ

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点・確報)に基づく基本データです。

指標 兵庫県 全国・順位
空き家数 38万6,900戸(過去最多)
空き家率 13.8% 全国36位(全国平均13.8%と同水準)
賃貸・売却用などを除く空き家率 6.2% 全国値5.9%をやや上回る
腐朽・破損のある空き家の割合 15.2% 全国値17.6%より低い
空き家率の推移(2018年→2023年) 13.4%→13.8% +0.4ポイント

県平均は「全国並み」でも県内格差は全国トップ級

兵庫県全体の空き家率13.8%は全国平均とぴったり同じですが、この数字だけでは実態を見誤ります。県の調査結果概要によると、2023年の地域別空き家率は淡路23.8%・但馬21.2%・西播磨19.0%・丹波18.4%に対し、阪神北10.5%・東播磨11.4%・阪神南12.9%。神戸地域は13.9%と県平均並みです。

市別では淡路市26.9%・洲本市24.4%・豊岡市19.2%と、淡路・但馬では4戸に1戸前後が空き家という水準です(姫路市は14.1%)。2018年からの上昇幅も但馬+3.8ポイント・西播磨+3.2ポイントと郡部で大きく、阪神北は県内で唯一空き家数が減少(-0.6%)しました。都市部と郡部の格差は拡大し続けているのが実態です。

神戸市も一枚岩ではない

神戸市の空き家は11万8,400戸(2023年、前回比8.4%増)、空き家率13.9%と県平均並みですが、区別では兵庫区24.7%・長田区17.5%と、市街地の中に淡路・但馬に匹敵する高空き家率エリアがあります。神戸市は「空家空地対策計画(2026〜2035年度)」を策定したばかりで、対策は強化局面に入っています。

また県は「2045年には2025年より17万世帯減少する」と推計しており、中長期では買い手の総数が細っていく前提で売却時期を考える必要があります。放置した場合の管理負担は空き家放置のリスクにまとめています。

兵庫県の空き家買取相場と地価動向

兵庫県の空き家買取相場と地価動向のイメージ

住宅地の地価は県+2.2%、神戸市+2.9%の上昇

国土交通省の令和8年(2026年)地価公示によると、兵庫県の住宅地の平均変動率は前年比+2.2%、神戸市は+2.9%と上昇しています。都市部では古家付き土地でも土地値ベースの評価が伸びやすい局面です。一方、空き家率が高い郡部では地価上昇の恩恵は限定的なため、「県全体が上がっているから待てば高くなる」という判断は危険です。

買取価格は仲介相場の7〜8割が目安

不動産買取の価格は、仲介で売却した場合の相場の7〜8割程度が一般的な目安です。買取業者が解体費・リフォーム費・再販リスクを負担するためです。

兵庫県の場合、査定額を大きく左右するのは次の要素です。

査定項目 兵庫県で特に見られるポイント
立地 神戸・阪神間か播磨か但馬・淡路か、駅距離、大阪への通勤圏か
地形 坂道・階段立地、擁壁の有無(神戸の山手・郊外団地で重要)
土地 接道条件(2m未満は再建築不可の可能性)、狭小・旗竿地
建物 築年数、腐朽・破損、残置物の量、沿岸部の塩害
費用 解体費(重機が入らない坂道・密集地は割高になりやすい)

同じ神戸市内でも区・地形で相場が大きく変わるため、机上の相場観より複数社査定での実額比較が有効です。相場の調べ方の基本は空き家の売却相場の調べ方で解説しています。

坂道・再建築不可・郡部の物件は「訳あり対応」業者へ

神戸の山手や旧市街には接道義務を満たさない路地奥の物件や階段立地が多く、但馬・淡路には買主自体が少ない集落内の物件が残っています。こうした条件では仲介で売れにくいため、訳あり物件に対応する買取業者への相談が現実的です。詳しくは売りにくい空き家の売却方法を参照してください。

兵庫県の中古戸建ては実際いくらで取引されているか

国土交通省が公表する不動産取引データから、兵庫県の中古戸建て(宅地・土地と建物)の実際の取引価格を集計しました。査定額が妥当かを判断する物差しとして使ってください。

集計対象 件数 価格の中央値 中間50%の価格帯
中古戸建て全体 9548件 2,500万円 1,100万円〜4,000万円
うち築40年以上 2624件 800万円

取引が多い市区町村(件数上位):

市区町村 件数 中央値
尼崎市 872件 3,250万円
姫路市 806件 1,800万円
西宮市 801件 4,300万円
明石市 591件 2,700万円
神戸市北区 584件 2,200万円

※出典: 国土交通省「不動産情報ライブラリ」取引価格情報(2025年Q2〜2026年Q1、2026-08-04取得)。実際の取引の申告に基づく価格で、公的な相場の目安です。ただし個別の物件条件(立地・接道・建物状態・残置物)で大きく変わるため、売却判断は必ず複数社の査定を並べて行ってください。

兵庫県の空き家補助金・支援制度

兵庫県の空き家補助金・支援制度のイメージ

兵庫県は、県レベルで空き家の改修補助を持つ珍しい県です。市町の解体補助と合わせて確認しましょう(いずれも年度・予算・要件の確認が必須です)。

県の制度|空き家活用支援事業と相談窓口

  • 空き家活用支援事業: 空き家を住宅・事業所・地域交流拠点として活用するための改修費の一部を県が補助する事業。対象は神戸市・姫路市・尼崎市・西宮市・明石市以外の市町で、原則市街化区域以外、改修後10年以上の活用が要件。令和8年度(2026年度)は令和8年4月13日〜12月25日に受付があり、窓口は各市町の空き家担当課です。
  • ひょうご空き家対策フォーラム: 業界団体が中心となって設置された総合相談窓口で、空き家の管理・活用・解体などを相談できます。
  • 危険空き家の解体への県支援: 危険な空き家の解体に市町が補助する場合、県がその市町を支援する仕組みがあり、令和4年6月時点で県内34市町が解体補助を実施しています。

市町の解体(除却)補助の例

自治体 制度 補助内容
神戸市 老朽空家等解体補助制度(2026年度) 1986年12月31日以前築の腐朽・破損のある空き家。戸建て等最大60万円、共同住宅(3戸以上・100㎡以上)最大100万円。申請は2026年3月2日〜2027年1月12日
姫路市 老朽空家対策補助金 個人型は工事費の1/3・上限50万円、自治会型は1/2・上限100万円。令和8年度分は受付終了、令和9年度分は令和8年10月以降に現地調査予定
豊岡市 危険空家除却支援事業補助金 対象経費の1/6以内・上限33万3,000円。2024〜2028年度の5年間限定(2026年度募集は4月1日〜4月21日)

注意点は2つ。申請前に解体工事を契約・着手すると対象外になるのが原則であること、そして豊岡市の2026年度募集が4月の約3週間で終了したように受付期間が短い制度があることです。解体を検討する場合は、必ず工事契約前に自治体へ相談してください。全国の制度の探し方は空き家の解体補助金まとめで解説しています。

兵庫県の空き家バンクは市町単位

兵庫県に県営の統一空き家バンクはなく、姫路市・たつの市の空き家バンク、豊岡市の移住ポータル「飛んでるローカル豊岡」、神河町の「かみかわ空き家・空き部屋バンク」など市町単位で運営されています。バンクは買い手が現れるまで待つ仕組みのため、現金化を急ぐ場合は買取と並行するのが現実的です。仕組みは空き家バンクの使い方を参照してください。

兵庫県の主要エリア別に見る空き家の売りやすさ

神戸・阪神間|需要は強いが坂道・老朽エリアで二極化

西宮・尼崎・芦屋など阪神間は空き家率が低く(阪神北10.5%・阪神南12.9%)、地価上昇の恩恵も受けやすい売りやすい市場です。ただし神戸市内でも兵庫区(空き家率24.7%)・長田区(17.5%)の密集市街地や山手の階段・坂道立地は買主が限られます。整形地・接道良好なら仲介比較、坂道・路地奥・老朽物件は買取が目安です。

播磨(姫路・明石・加古川など)|東西で市場環境が異なる

姫路市の空き家率は14.1%と県平均並みで、駅周辺や区画の良い住宅地なら一定の需要があります。一方、西播磨は19.0%と上昇幅も大きく(+3.2ポイント)、同じ播磨でも東西差があります。土地が広い物件は、姫路市の補助金の受付時期を確認しつつ、解体して土地で売る案と現状買取の手取り比較をおすすめします。

但馬(豊岡・養父・朝来など)|全国有数の空き家増加地域

但馬の空き家率は21.2%で、2018年からの上昇幅+3.8ポイントは県内最大です。豊岡市でも19.2%に達し、買主の絶対数が減り続けています。雪による冬季の管理負担も重いため、豊岡市の解体補助が2028年度までの期間限定である点も含め、「待つほど不利になりやすい」エリアとして早めの査定をおすすめします。

丹波|古民家需要はあるが個別性が強い

丹波の空き家率は18.4%。古民家活用や移住需要が付く物件もありますが、状態・立地による個別性が強く、需要が読みにくいエリアです。県の空き家活用支援事業の対象エリアでもあるため、活用・賃貸の選択肢と買取を並行して比較すると判断しやすくなります。

淡路|県内最高の空き家率、塩害と買主減に注意

淡路の空き家率23.8%は県内最高で、淡路市は26.9%・洲本市は24.4%に達します。海沿いは塩害で建物劣化が早く、買主も限られるため仲介では長引きやすい地域です。別荘・移住需要が付く眺望物件は例外ですが、一般的な集落内の空き家は、島の物件を扱える全国対応の買取業者に早めに相談するのが現実的です。

兵庫県の空き家を売る方法|買取と仲介の使い分け

買取が向くケース

  • 但馬・丹波・淡路・西播磨など買主が限られるエリアにある
  • 神戸の坂道・階段立地、再建築不可、旗竿地など仲介で売りにくい条件がある
  • 残置物が多い、建物の傷みが進んでいる
  • 相続人が遠方在住で内覧対応・管理ができない
  • 2045年に17万世帯減という県の推計のとおり買い手の総数が細っていく前に、現金化を終えたい(買取は最短数週間〜1か月程度)

仲介が向くケース

  • 阪神間・神戸中心部・明石・姫路駅周辺など需要の強いエリアの整形地
  • 旧耐震(1981年5月以前の建築確認)に当たらず、建物の傷みが少なく買主が住宅ローンを組みやすい
  • 大阪への通勤圏など需要の読めるエリアで、3〜6か月以上の売却期間を見込める

買取と仲介の詳しい比較は買取と仲介どちらを選ぶか、売却手続きの全体像は空き家売却の流れにまとめています。

相続した空き家なら、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例(適用要件あり)も判断材料になります。詳細は相続空き家の3,000万円特別控除を確認してください。

兵庫県の空き家買取おすすめ業者ランキング5選

兵庫県内で空き家の買取を検討する際、対応エリア・取り扱える物件状態・査定スピードは業者によって異なります。 ここでは、現状渡しでの買取に強みを持つ業者を中心に特徴と対応範囲をまとめました。 最終的には複数社の査定額と契約条件を比較したうえで判断してください

おすすめ買取サービス比較一覧
順位サービス対応エリア特徴
🥇アキラッキーイチオシ全国47都道府県全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取詳細
🥈株式会社ウィントランス(空き家パス)全国対応空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可詳細
🥉タウンライフ(空き家対策)全国対応複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス詳細
4株式会社ハウスドゥ全国(FC加盟店経由で対応)全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開詳細
5株式会社AlbaLink(アルバリンク)全国対応訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富詳細

11位:アキラッキー

全国47都道府県対応の空き家買取専門サービス。他社が断る物件も現状のまま買取

  • 残置物・廃屋・倒壊リスク・ゴミ屋敷でも現状渡しOK(撤去・解体費はすべて運営側負担)
  • 再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記まで対応
  • 弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携し、相続案件もワンストップ
  • 仲介手数料0円・査定相談無料、契約〜決済まで最短数日
  • 問い合わせは公式サイトのお問い合わせフォームから(電話・メールどちらでも受付)
  • 公式: https://lp.aki-lucky.com/?utm_source=seo&utm_campaign=akiya-kaitori-hyogo
  • 対応エリア:全国47都道府県
会社名アキラッキー(空き家買取専門サービス)
対応エリア全国47都道府県
対応物件残置物あり・廃屋・ゴミ屋敷・再建築不可・借地・底地・共有持分・事故物件・相続未登記 など
費用仲介手数料0円・査定相談無料(撤去・解体費は運営側負担)
専門家連携弁護士・税理士・司法書士の3士業と連携(相続案件もワンストップ)
買取スピード契約〜決済まで最短数日
問い合わせ公式お問い合わせフォーム(電話・メールどちらでも受付)
公式サイト無料査定・相談はこちら

22位:株式会社ウィントランス(空き家パス)

空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可

  • 残置物・古家・農地隣接物件も現状渡し対応
  • 全国47都道府県の取引実績
  • 立会い不要のリモート完結プランも用意
  • 対応エリア:全国対応
会社名株式会社ウィントランス(空き家パス)
対応エリア全国対応
特徴空き家専門の全国対応買取サービス。残置物そのままで買取相談可

33位:タウンライフ(空き家対策)

複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス

  • 1回の入力で複数の買取・活用業者に相談可能
  • 売却以外(賃貸・リフォーム・解体)の提案も比較できる
  • 全国対応、利用無料
  • 対応エリア:全国対応
会社名タウンライフ(空き家対策)
対応エリア全国対応
特徴複数社の見積もりを一括で取れる空き家マッチングサービス

44位:株式会社ハウスドゥ

全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開

  • FCネットワークでエリアカバレッジが広い
  • 都市部から地方まで査定対応
  • リースバックなど多様な売却プランを比較可
  • 対応エリア:全国(FC加盟店経由で対応)
会社名株式会社ハウスドゥ
対応エリア全国(FC加盟店経由で対応)
特徴全国700店舗超のFCネットワーク、空き家買取サービス「ハウス・リースバック」も展開

55位:株式会社AlbaLink(アルバリンク)

訳あり物件専門の全国買取業者。難物件のノウハウが豊富

  • 再建築不可・私道・接道なし・事故物件などに対応
  • 全国対応のスケールメリット
  • メディア露出による知名度
  • 対応エリア:全国対応
会社名株式会社AlbaLink(アルバリンク)
所在地〒104-0033 東京都中央区新川1丁目2-10 新川むさしやビル2F
対応エリア全国対応(東京支店ほか)
上場・非上場上場
電話番号0120-683-422
営業時間10:00-19:00
地図

※掲載順は本記事独自の参考評価であり、業者の優劣を断定するものではありません。実際の査定額・契約条件は物件の状況と各業者の判断により異なります。

兵庫県の空き家買取でよくある質問(FAQ)

淡路島の空き家でも買い取ってもらえますか?

A. 対応可能な業者はあります。淡路市の空き家率は26.9%と県内でも特に高く、地元だけで買主を探すと時間がかかりがちです。海沿いは塩害で劣化も早いため、島の物件実績がある全国対応業者に早めに複数査定を依頼しましょう。

但馬(豊岡・養父・朝来など)の雪が多い地域の空き家はどうすべきですか?

A. 早めに動くことが現実的です。但馬の空き家率21.2%は2018年から+3.8ポイントと県内で最も速く上昇し、冬季の雪による建物負担も重なります。豊岡市の解体補助は2028年度までの期間限定なので、解体して売る案と現状買取を比較しましょう。

神戸市の坂道・階段立地の古い家でも売れますか?

A. 買取なら可能なケースが多くあります。車が入らない立地は解体費が割高で一般の買主が付きにくく、仲介では苦戦しがちです。1986年以前築で傷みがあれば神戸市の解体補助(戸建て最大60万円)の対象になる可能性もあります。

神戸市の兵庫区・長田区は空き家率が高いと聞きました。売るとき不利ですか?

A. 物件の条件次第ですが、売り方の見極めが特に重要な地域です。兵庫区24.7%・長田区17.5%という空き家率は、市街地でありながら淡路・但馬に匹敵する水準で、背景には戦前からの密集市街地が広く残っていることがあります。幅の狭い路地にしか接していない家や隣家と接する長屋が多く、再建築の可否と前面道路の条件で査定が大きく分かれます。一方で三宮や大阪方面へのアクセスは良いため、土地として使える物件には実需・再販の両方の買い手が見込めます。仲介で反響が乏しければ、密集市街地の物件を扱い慣れた買取業者に現状のまま査定を出すのが現実的です。1986年以前築で傷みが進んでいれば、神戸市の解体補助の対象になる可能性もあわせて確認しましょう。

補助金で解体してから売るのと、現状のまま買取に出すのはどちらが得ですか?

A. 一概には言えません。補助金は工事費の一部にとどまり、申請前の着工は対象外・受付期間も短いなど時間がかかります。急ぐなら現状買取、更地需要が見込める立地なら補助金活用を検討し、必ず「手取り額」で比較してください。

兵庫県の空き家は放置して値上がりを待ってもいいですか?

A. おすすめしません。地価が上がっているのは神戸・阪神間が中心で、県人口は2024年に0.61%減少しています。管理不全で特定空家等に指定され勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例が外れる可能性もあります(詳細は特定空家のリスク)。

阪神・淡路大震災より前に建てた家は、査定でどう見られますか?

A. 建築時期がそのまま論点になります。1981年5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の家は、買主の住宅ローンや地震保険の条件で不利になりやすく、仲介では敬遠されがちです。兵庫県では1995年の震災を経て残っている築古住宅について、当時の損傷や補修の履歴を買主から聞かれることもあります。神戸市の解体補助(2026年度)が1986年12月31日以前築を対象にしているように、行政もこの世代の家の除却を後押ししている状況です。補修歴が分からない・耐震診断を受けていない場合でも、現状のまま買い取る業者なら査定に乗せられます。

動くなら早いほうが選択肢が多い

空き家には「特定空家指定で固定資産税が最大6倍」「相続から3年以内の譲渡で3,000万円特別控除」など、期限のある制度が複数あります。 売却を決める前でも、いま無料査定を取っておくだけで判断材料が増えます。

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まとめ|兵庫県の空き家買取はエリア格差を前提に動く

兵庫県の空き家は38万6,900戸・空き家率13.8%と全国平均並みですが、淡路23.8%・但馬21.2%と阪神北10.5%という県内格差が最大の特徴です。地価は県+2.2%・神戸市+2.9%と都市部に追い風が吹く一方、郡部ほど「待つ」選択肢の分が悪くなります。

神戸・阪神間・明石・姫路駅周辺の好条件物件は仲介との比較で高値を狙い、但馬・丹波・淡路・西播磨や、神戸市内でも坂道・老朽・再建築不可の物件は買取での早期売却が現実的です。神戸市の解体補助(最大60万円)など使える制度は、工事契約前・受付期間内に確認しておきましょう。

迷ったら、まず現在の買取価格を知ることからです。査定は無料で、売却を決めていなくても依頼できます。